環境事業部
株式会社ニクニ part1
(1998年末のデータです。)

■事業所データ

1.所在地 (本社工場)神奈川県川崎市高津区久地843-5
2.従業員数 (全社)約280名
3.担当部署 品質保証部
4.業務概要 @渦流タービンポンプ/中圧・高圧用、超純水用、熱媒用シールレスポンプ、ターボミキサー
Aうず巻きポンプ、真空ポンプ、ダイヤグラムポンプ
Bポンプ応用装置/超微細気泡発生装置、オゾン水製造装置、加圧水製造装置、医療用・産業用真空システム、純水供給装置、自動給水装置
C電子制御装置/ポンプ自動制御装置、水質管理装置、多点カラー境界センサ、マイクロコンピュータ応用計測制御機器
D光学機械
E半導体製造装置
F精密部品

■EMS構築の背景

EMS導入以前に導入していた経営手法
@NICEシステム(1988〜)       :新生産管理システムの構築。
AVPM(1993〜)             :設計開発部門の効率化。
B原価委員会(1994〜)         :個別原価計算の導入。
C人事制度改善委員会(1995〜)   :人事制度改善による人的生産性の向上。
Dシステム改善プロジェクトチーム(1995〜):間接業務の効率化。
EMS導入の動機
・3年前にニクニ本社、ニクニ山形工場、および(株)ニクニの子会社である(株)アサヒニクニの3工場で品質保証国際規格ISO9000sの認証取得を目指して活動を開始。
・1997年10月にアサヒニクニが、1998年3月にはニクニ山形工場がISO9002の認証を取得。
・1998度はニクニ本社がISO9001の認証取得を計画していたが、地球環境保全問題に取り組む企業が増え、得意先においてもグリ−ン調達を計画する気運が高まってきたため、ニクニ本社はISO9001の認証取得は少し先に延ばし、環境の国際規格であるISO14001の認証取得を本年度の目標とし、その活動を4月から開始。
EMS導入の目的及び狙い
・得意先からのグリ−ン調達の条件を満足させる。
・EMSを構築することにより法規制の遵守、環境への負荷の低減を図る。
・当社の製品を通じて地球環境保全の積極的推進者として行動する。

■認証取得データ1

1.認証取得範囲

・渦流ポンプ、うず巻きポンプ、水封式真空ポンプおよび同ポンプ応用装置の開発、設計、製造、販売、並びに他社精密製品の受注・発注業務により発生する環境影響を管理するために運営されている環境マネジメントシステム。

2.審査登録機関

エスジーエスジャパン株式会社

3.キックオフ時期及びスケジュール

キックオフミ−ティングを1998年5月18日に実施。
ISO14001認証取得マスタープラン
ステップ 実施項目 1998年 1999年
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月
準備活動 1) 初期環境調査                        
2) 体制編成、スケジュール                         
3) 環境方針、認証取得宣言                        
計画及び文書の作成 4) ISO14001社内教育                        
5) 環境影響評価、目的・目標設定                        
6) 環境プログラム作成                      
7) 環境マニュアル作成     →→ →→ →→      
8) 規定、基準類の作成     →→ →→ →→      
9) 環境記録の維持管理     →→ →→ →→    
実施活動 10) 内部環境監査員の教育                        
11) 内部環境監査               →→        
12) 環境システム改善               →→        
13) 環境マニュアル、手順書類改訂               →→        
認証取得活動 14) 予備審査                        
15) マネジメントレビュー                 →→        
16) 本審査               文書審査   本審査  

4.社内推進体制

ISO認証取得のために環境ISO認証取得プロジェクトを発足させ、その中に専任1名、兼任2名がいる。その他に2つのプロジェクトを発足させ、推進している。


5.環境方針

環境方針

    ニクニは、生物の活動に必要な水と空気、科学技術の進歩に欠かせない各種液体やガスを移
  送する「ポンプ」と、その「応用技術製品」を製造する企業であり、地球環境保護に大きく貢
  献できる立場にある。
    我々はその立場を積極的に活かし、より効果的に成果を追求するため、下記の環境基本方針を
  定め、可能な限りの知恵と技術を結集して、地球環境の保護と改善を推進する。

                                    基本方針

   @ 地球環境保全への継続的な改善のために環境マネジメントシステムを構築し、全従業員
      参加のもとに実施する。
   A 環境汚染を防止するため、環境に関する法律・諸規定および自主基準を遵守する。
   B 環境責務を全うするため、環境活動の質的向上を目標とした教育・啓発に努める。
   C 環境関連製品を開発し、世の中に供給することにより、地球環境保全の積極的推進者と
      して行動する。
   D 限りある天然資源を守り、豊かな自然環境を維持するため、廃棄物の削減と省エネルギー
      を推進する。
   E 地域社会への配慮を通して、地域社会との協調連帯を図る。

   *** この環境基本方針は社内外に公表する ***

                                          1998年5月18日 代表取締役社長 大崎 荘一郎
            

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